花火大会に赤ちゃんを連れて行くことは非常識？ みんなが迷惑する理由とは

混雑する人気の花火大会に赤ちゃんを連れて行くオトナは、一言でいって非常識です。

周囲に迷惑なことはもちろん、赤ちゃんの衛生・安全面でも良くないですし、ハッキリ言って、その両親の都合だけであり、ただのわがままです。

これから連れて行こうか迷っている人は、よほどの理由がない限り、絶対にやめましょう。

花火大会に赤ちゃんを連れて行くこと＝非常識な理由

人が多い場所は危険だと認識しよう

まず、会場には屋台が並び、たくさんの人が集まって、お酒の飲食と共に大騒ぎしています。また、人の往来も多く、なにかの拍子でぶつかることもありますし、陽は落ちていても、なかなかの熱帯夜であることがほとんどです。

トイレは、簡易式であることも多く、普通のトイレがあったとしても大混雑はまちがいなく、オムツ交換できる場所も、授乳できる場所も、ほぼありません。

花火大会の会場というのは、赤ちゃんにとって負担でしかなく、衛生的・安全な場所ではないのです。

大きな花火は赤ちゃんにとって恐怖なだけ

お子さまに綺麗な花火を見せたいという方は、ひとまず冷静になってください。

赤ちゃんの頃は、そもそも記憶力も発達していません。
たとえ大きな花火を見せたところで、まず覚えていませんし、それどころか花火の大きな音で、びっくりするか泣き出すか、ただ恐怖を感じるだけなのです。

赤ちゃんは恐いだけですし、周りのお客さんからすれば花火を観に来たのに、赤ちゃんの泣きで邪魔されます。

本当、ただの迷惑だということを認識しましょう。

最低でも3歳になってから

赤ちゃんの記憶だったり、感情が見えてくるのは、3歳を超えてきてからです。

3歳未満であれば、問答無用で花火大会には連れて行かないくらいの認識になりましょう。

大きくなるまで待てない理由は何？

赤ちゃんは、ほとんど記憶がなく、また楽しむこともできません。また、他のお客さんには迷惑にもなります。

それなのに、赤ちゃんをわざわざ連れて行こうとする理由は何でしょう？ 赤ちゃんのため？ 思い出づくり？

いいえ。

これは「ただの親のわがまま」なだけです。

花火を背景に、赤ちゃんと一緒に映った写真でも撮影したいのであれば、それは親のわがままでしかありませんよね。

赤ちゃんは、大事な大事な生き物です。あなたのアクセサリーではないことを認識してください。

あなたは親になった。その責任を持とう

赤ちゃんを育てることは、親の責務です。

「いつも育児でがんばっているから、ご褒美に花火くらい良いじゃん！」

いいえ。

ご褒美が欲しいなら、他のことでも良いですし、どうしても花火が見たいなら、だれか信頼できる相手か業者に依頼して、赤ちゃんを預ければ良いのです。

繰り返しますが、「わざわざ赤ちゃんを連れて花火大会へ行くことは、ただの親のわがまま」なのです。

ノンビリした花火大会なら参加もアリ

有名な花火大会でなく、人が全然いない、ローカルなものだったり、穴場スポットだったり、そういった場所であれば、赤ちゃんを連れて行っても大丈夫だと思います。

どうしても赤ちゃんと一緒に観たいのであれば、赤ちゃんにも負担をかけず、周囲にも迷惑のかからない範囲で、うまく観られる場所を探しましょう。

モラルを持ったオトナになろう

非常識さをわがままに正当化する、頭痛の痛いような、わけのわからない大人にならず、きちんと赤ちゃんや他の人にも配慮ができる、スマートな大人になっていきましょう。

参考リンク