猫毛・軟毛のへたる立たない髪をワックスでうまくスタイリングする方法

髪ケア

猫毛のやわらかい髪だと、ワックスを使ってもうまく立たせたり浮かせることが難しいと感じる人も少なくないかと思います。ただ、これは自分のやり方を見つけてしませば、わりとカンタンですので、以下、参考までに自分のスタイリング方法を紹介したいと思います。

猫毛をうまくスタイリングする方法

自分の髪質に合うワックスを探す

まずはきちんと自分に合うワックスを探すことが大事です。

個人的なおススメは、

・コスパ良いワックス
⇒ギャツビー ムービングラバー グランジマット

・ちょっとお値段を出すワックス
⇒ナカノのスーパーハード系

です。

猫毛の人は、マットタイプ・クレイワックスがオススメと言われており、少し強めのスタイリングワックスを買うことがオススメです。また、ワックスは一つだけでなく、同じクレイワックスの中でも、スタイリング性の強弱を分けたモノを複数個持っておくと使い分けもできて便利です。

参考までに、自分がギャツビー ムービングラバー グランジマットを使って、整髪してみた写真はこちら。

猫毛 ワックス 立たせる

(朝起きたばかりの状態で、いきなりワックスをした時の仕上がり。とくにシャワーとか、髪を水で濡らしたり、ドライヤーとかの工夫はナシ。)

ワックスの正しいつけ方を覚える

ワックスをつける際、根元からやってしまうと、髪の毛はうまく立ちません。

整髪材を手のひら全体に練り込ませてから、まずは指先だけで軽く髪全体の上部を触ってカタチを作っていき、それから徐々に手のひら全体で髪全体の上部~中部を浮かせるように触っていき、最後に根元からの立たせを1~2回ほどすっと触る程度にすると良いです。

ちょうど、こちらの動画配信者の方が、ギャツビーのグランジマットを使って分かりやすく解説されているので、参考にしてみると良いかと思います。

ワックス以外のアプローチ方法

余裕があれば事前にシャンプー+ドライヤーをする

正直、一番大事なことがコレです。

シャンプーして、しっかりドライヤーで乾かした後にワックスで整髪していく方法が、最も髪をしっかり立たせたり浮かせたりできます。美容室でも、シャンプーの後、しっかりドライヤーで乾かしてからスタイリングしているのは、これが最もきちんとセットできる手順だからです。

そのため、もし余裕があれば、朝シャンだったり、出かけるまえのシャワーなどを浴びて、髪をシャンプーで洗い、それからドライヤーできっちり乾かしてからワックスをつけると、効果はバツグン、となります。

ただし、ドライヤーの乾かせ方が不十分だと逆効果にもなりかねないので、しっかり温風で乾かして、その後1分くらい冷風で髪を落ち着かせるようにしましょう。

シャワーが難しい場合は髪を濡らしてドライヤーで乾かす戦法

いちいち浴室に入ることが面倒、もしくは時間がない時は、髪をバーッと濡らして、ドライヤーで乾かしてからワックスをつけていくと、少し効果が増します。(ただし、やはりシャンプーした時よりは効果が少ないです。)

ヘアスプレーを兼用する

ワックスで形を決めた後、ヘアスプレーを使うと、髪型を固定できるので、かなり持続力が増します。個人的なオススメはハードタイプ~スーパーハードタイプです。ガチガチに固まってくれます。

ただし、これは初心者には少し練習が必要なので、髪型をキメていきたい大事な日にいきなり挑戦するのではなく、なんてことはない普通の日に、事前練習しておくことをオススメします。

パーマをかけておく

これは、シャンプーくらい強力な対策方法になります。

パーマといっても、チリチリになるまでかけるのではなく、クシュっと無造作になる程度のパーマをかけておくだけでも、その後のワックスの効き具合はバツグンに良くなります。

お金が少しかかるのがデメリットですが、その分、効果は絶大になりますので、髪型に関心が高い人は、ぜひチャレンジしてみてください。(ただし、パーマは髪自体へのダメージを多少なりとも伴うため、髪の後退が気になる人は、要検討です。)

最強のスタイリング方法

自分の体験を持って最強といえるセット方法は、やはり「パーマ」をかけておいて、当日に「シャンプー&ドライヤー」をして、「ワックス&ヘアスプレー」をすることです。

ただし、これはけっこう時間もかかってしまうので、毎日やると、ちょっと億劫にもなります。そういう時にオススメなことが、「自分に合った状況別スタイリングパターン」を持っておくことです。

スタイリングパターンはいくつか持っておこう

自分の場合、

【休日に近所だけを歩く時】
・ワックス+グリース

【仕事やそれなりにちゃんとしたい休日】
・水濡らしドライヤー+ワックス
・ワックス+ハードワックス
・ワックス+ヘアスプレー

【すごくキメたい日】
・朝シャンドライヤー+ワックス
・朝シャンドライヤー+ワックス+ハードワックス
・朝シャンドライヤー+ワックス+ヘアスプレー

※ここでは、パーマは除外。

という感じで、いくつかスタイリングを使い分けています。

ちなみに、グリースをワックスに混ぜて使うと、持続力やスタイリング性が少し落ちるのですが、その分、髪をすばやく洗えるメリットがあるので、ラフな日はそれだけのセットにしていることが多いです。

というのも、ハードなタイプのマット系・クレイワックスだったり、ヘアスプレーなどを使うと、夜のシャンプーが一度だけでは綺麗に落ちず、二度洗いになることもあって、少し面倒なところがデメリットだったりします。当然、しっかり綺麗に洗わないと、汚れが残り、頭皮へのダメージにも繋がりますので、このへんもセットで気をつけたいところです。

まとめ

大事なことは、とにもかくにも「自分に合う方法」を見つけることです。

最近では、お試しタイプの小さな整髪材なども多くありますので、まずは色々と試してみることが大事です。

いざキメたいと思う日、そのやり方が分からないと困ってしまいます。普段の日常から試行錯誤して、色々と試しておきましょう!