日傘男子はダサイ？ 夏の猛暑なら普通にアリです

「男が日傘？ キモチ悪ッ！」と思う人は、今の世の中、まだまだ少なくないかと思います。確かに、春や秋冬の涼しさ、寒さが目立つシーンで日傘をさしている男子は、少し気になるかもしれません。

ですが、猛暑の夏場に日傘を使うことは、もはや不自然でも何でもありません。日本の夏は昔に比べて暑く、また環境省も日傘の活用推進を公的に推していますし、ファッション業界も色んな日傘を販売している状況だからです。

環境省の日傘の活用推進運動について

まず大前提ですが、今の日本では、国が日傘を推進しています。

猛暑に日傘は自然なこと

昨今の日本の暑さは異常です。

熱中症で病院に運ばれる人も少なくありませんし、もはや夏場に日傘を用いることは、花粉の時期にマスクを着用することくらい、自然なことです。

ダサイと言っている人は「いつの時代も遅れている人」

もちろん、「日本男児たるもの」みたいな考え方をしている人も少なくないとは思います。しかし、時代は常に変化しますし、臨機応変に対応していくことが賢いスマートな人間のやるべきことです。

ブリーフ、トランクス、ボクサーパンツ、スーツなども昔は「ダサイ」と思われていましたが、今ではすっかり定着しています。また、スキニーやアンクルパンツなども、「女っぽくて気持ち悪い」と思われる方もいましたが、これまた定着しています。

何事においても、スタート当初は反発意見が存在します。しかし、皆が持ち出してくると、「あれ？ 自分は遅れてる？ やばい……」と感じて、散々バカにしていたくせに使い出すのが人間のサガです。

要するに、周囲の目なんて気にしても、ろくなことにならない、ということです。

女子ウケは悪くない

普段から「UVがどうこう、日焼けがどうこう」と言っていると、確かに女々しい印象にはなります。

ただ、猛暑の状況において日傘をさすことに反論してくる人はあまりいません。男に比べて、女性は賢い人が多い（とくに健康面）ので、「暑いんなら良いんじゃない？」という人がほとんどです。

また、一緒に遊んでいて、陽射しがものすごく強い時、そっと日傘を差し出したり、気を遣えると、よりスマートでもあります。

まとめ：常識はいつも変わるもの

今の社会は、世界規模で、めまぐるしく変化しています。

そして、人生は、どんな人間においても、たった一度しか存在しません。昔の考えや自分自身の価値観ばかりにこだわって「ダサイ！」と盲目的に言う人の言葉に振り回されても、何も良いことはありません。

たかだか日傘一つのことでくよくよ悩んだりせず、「良い」と思ったなら、すぐに使うようにしましょう！